これからの介護サービスがどうなっていくのか心配

介護私は、独身時代は介護職として要介護高齢者の入所施設で働き、その後はデイサービスで働いてきました。
介護の仕事に携わる中で感じていたのが、サービスを受けたいという人は次々と出てきて高齢化が深刻になっているのに、サービスの側が整っていないということです。

その原因の一番になるのが、介護職に対する対応の悪さです。
介護職は介護をする上で体に負担をかけながら行うハードな仕事ですし、認知症の人の相手も日常的にします。
さらには夜勤があったり不規則勤務で、施設では土日祝も年末年始も関係なくシフトが組まれています。

そういった労働環境なのに、介護職に対する待遇は決して良くなく、他の仕事と比べて年収が低いのです。
年収が低い、きついといったことから、この業界で働こうという人を確保して質を上げられないという問題があります。
外国人労働者をたくさん呼び込んだり、将来的にはロボットに担わせるという発案もあるようですが、それで心が通う介護ができるのかと疑問を感じます。

また、介護保険制度の維持ということにも課題があります。
40歳以上の人が支払う介護保険料によって制度が成り立っていますが、サービスを受ける人の割合が多く、その人たちのサービスを1割負担で利用してもらっているという現状で、国の負担がふくらむばかりなのです。
介護保険料だけではまかなえませんし、それを補てんし、これからますます費用負担が増えていくことが考えられます。

そういった中で、現状の介護保険の仕組みでは破たんしてしまうという危機感があるのが、現状です。
担い手が少ない、そして保険料がふくらんでいく、今後少子高齢化により介護を受ける人が増えていくということを考えると、介護の問題はこの先かなり深刻なものになっていくと考えられます。

介護を社会で担う仕組みづくりとして介護保険制度が創設され、介護を受ける人の負担は大きく軽減されました。
しかし、今のままの状態で維持していくことは難しく、その対策を国がなるべく早く行う必要があると感じています。

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